【経済学】金融緩和政策を説明してみる

ここでは、「【経済学】金融緩和政策を説明してみる」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(´・ω・`)日銀が金融緩和政策を発表したね
(´・ω・`)金融緩和政策ってよくニュースで耳にするけど、実際何してるのかってわかりにくいよね
(´・ω・`)ちょっと噛み砕いて説明するよ

(´・ω・`)金融緩和政策、を説明すると
(´・ω・`)「日銀が市場から債券・信託etcを買い上げて、資金を市場に供給することで景気の回復を図る政策」
(´・ω・`)下線部が買いオペって呼ばれるね
(´・ω・`)図で書くとこう
かいおぺ

(´・ω・`)資金が市場に供給されると、金利が低下するんだよ
(´・ω・`)金利が低下すると債券価格も下がるんだよ
(´・ω・`)これはIS-LM分析ってのをやれば一目瞭然なんだけど、
(´・ω・`)分かりにくい場合は、「貨幣供給量が増えれば金利は低下する」⇔「貨幣供給量が減れば金利は上昇する」
(´・ω・`)って結論だけ覚えてるのもいいかもね



(´・ω・`)ちょっと難しいけどマンデル・フレミング理論のIS-LM分析で説明するよ
(´・ω・`)今、市場でY=C+I+M+X(R)のGDP均衡式が成立してるとするね
GDP均衡式2


(´・ω・`)↑こういう式が成り立ってるってことなんだよ

(´・ω・`)ここで消費関数と投資関数をGDP均衡式に代入して纏めるよ
ISカーブ

(´・ω・`)あと、通貨需要均衡式を変形するよ
LMカーブ

(´・ω・`)縦軸に利子率iを、横軸にGDPに対する需要(景気)をとるとIS曲線とLM曲線は↓こう図示できるよ
IS-LM.jpg

(´・ω・`)ここで、マンデル・フレミング理論の「資本の国際間移動の完全性」って仮定を置くよ
※国際間の資本移動の完全性
 i>jである限り、外国資本が国内に流入し続ける
 i<jである限り、国内資本が海外へ流出し続ける
 i=jの水準に達するまで資本の国内外流動は続く

(´・ω・`)そうすると、IS-LM曲線のグラフにX(R)+F(i,j)=0の直線が引けるよ
(´・ω・`)このX(R)+F(i,j)=0はBP(Balance Payment)、つまり国際収支だよ
IS-LM2.jpg


(´・ω・`)で、金融緩和政策ってのは貨幣供給量を増やす政策だね
(´・ω・`)つまりMが増加するよ (M0⇒M1、M0+⊿M)
(´・ω・`)Mの増加によってLM曲線もシフトするよ(LM0⇒LM1)
(´・ω・`)そうするとグラフは↓こう変化するね
IS-LM3.jpg

(´・ω・`)LM曲線のシフトで新しい均衡E1が生まれたよ
(´・ω・`)で、元の均衡点からY軸に垂線を下ろした点がY0、新しい均衡点E1からY軸に垂線を下ろした点がY1
(´・ω・`)図より明らかに、Y0<Y1で景気はよくなってる
(´・ω・`)でもi=jの均衡が崩れたよ
(´・ω・`)説明は省いたけど、i=jの水準線より下はi<jなんだよ
(´・ω・`)「資本の国際間移動の完全性」より、i<jである限り、日本国内の資金は海外へ流出するよ
(´・ω・`)結果として円の通貨価格が下落して(円安)、X(R)の値も上昇するよ

(´・ω・`)で、「国外への資金流出はi=j水準まで続く」+「X(R)の値の上昇」より
(´・ω・`)今度はIS曲線がシフトするよ
IS-LM5.jpg

(´・ω・`)上の図から分かるように、明らかにY0<Y1<Y2だね
(´・ω・`)つまり、金融緩和政策ってのは
(´・ω・`)「通貨供給量を増やしてLM曲線をシフトさせ円安にもっていき、景気をよくしよう」って政策なんだね
(´・ω・`)但し、このIS-LM曲線の動きは変動相場制って前提があるよ
(´・ω・`)日本は変動相場制だから問題ないんだけどね

(´・ω・`)今の日本は円高に困ってるから、情勢にあった政策だね
(´・ω・`)円高ってのは$に対する円の通貨価値が高いことをいって
(´・ω・`)1$で買える円の量が少ない=円の価値が高い⇒円が高い⇒円高
(´・ω・`)円高だと、輸出しても現地価格が高くなっちゃうから輸出不利なんだよね
(´・ω・`)輸出に頼ってる日本としては悩ましい問題だね
(´・ω・`)だからこその金融緩和政策なんだね

(´・ω・`)ただ、金融緩和政策によって通貨供給量が増えるってことはインフレの危険もあるから一概に緩和しまくれ!とはいかないんだね
(´・ω・`)日銀は物価の安定を最優先目標に掲げてるから、インフレが一番怖いんだよ
(´・ω・`)逆に政府は景気を最優先させるから日銀に対して緩和しろー緩和しろーって言いまくるんだよね

(´・ω・`)こういう背景もあるから日銀は政府から独立してるんだね
(´・ω・`)政府は基本的に日銀の政策決定に口出しはできないよ
※唯一できるといえば、議決の延長請求だけ

(´・ω・`)マンデル・フレミング理論とかIS-LM分析とか色々小難しい言い回ししたけど
(´・ω・`)今回の金融政策の裏側はこうなってるんだ、ってことがわかるかな
(´・ω・`)なるべく丁寧に説明したつもりだけどよくわかんなかったらごめんね
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。